２０１５年 新年のご挨拶
新年おめでとうございます。
ワッソも、皆様のご支援のお陰で、すっかり難波の秋の行事にカウントされるようになりました。古代から世界中の王権でもってしても自由に操れないのが天気です。
正月元旦の祭事が雨天のため中止になった記事が度々あります。「室内版四天王寺ワッソも素晴らしいけれど、やっぱりなにわの宮で」と思う方々も多いでしょう。
今年は、何とか秋晴れの下、「ワッソ」と大声をあげたいと思います。
１３５０年前、難波の津（港）には、百済から亡命者が次々と上陸しました。
その５年前、最恵国だった百済が滅亡し、王族を始め、多くの人々が倭国に向かったのです。王族の１人で、ワッソでも登場する百済王善光が、難波の住民になりました。
６６０年、４００人の人々が近江に、翌年にも２０００人の人々が東国に「ワッソ・ワッソ」と迎えられたのです。あれから１３００年目の昭和４１年、わが国は韓国と国交を樹立しました。
今年は５０周年を記念する年です。
１１月１日には、四天王寺ワッソも２４年目を迎えます。例年にも増して充実した日にしたいと、皆の気持ちは同じでしょう。
2015年元旦
NPO法人大阪ワッソ文化交流協会
理事長 猪熊兼勝
