新年おめでとうございます。ワッソも世紀をまたがり、4半世紀を越えようとしています。これもひとえに皆様方のご協力の賜物です。
本来、祭りは、毎年同じ事を繰り返すことに意味があるとされていますが、同じ内容では、「見に行く意味が無い」、「マンネリ化している」とのご批判もあります。よく注意して御覧戴くと、お解かりだと思いますが、最近は毎年テーマを変え、祭列の内容にも変化をもたせています。昨年の祭りは、「育む」を題材にいたしました。
舞台にも変化がありました。
恒例化していた「飛雲」の大パネルの紋様変をしました。チビッ子ランドの設置によって子供達の姿も目に付きはじめました。韓国の大百済文化祭や竹内街道のブースも設けました。
本年はもう少し大胆な変化をしてはとも思います。
伝統の継承か、改革による飛躍かには悩みが尽きません。ワッソはどうあるべきか、皆様方のご意見を聞きながら、基本的なビジョンを確認していきたいと思います。

26回目の本年は11月5日です。昨年のように天候に恵まれ、テンポ良い進行ができれば、と思っています。
ワッソを支援してくださる個人や・法人の皆さん、行列に参加してくださる皆さん、そして、舞台の縁の下を支えて下さる皆さん、これまでと同様、よろしくお願いします。

平成29年元旦
NPO法人大阪ワッソ文化交流協会
理事長 猪 熊 兼 勝