四天王寺ワッソ2018開催概要

テーマ 繋ぐ

平成の時代と共に歩んできた四天王寺ワッソは、平成最後の年も古代日本と東アジア交流の祭りとして大阪の秋を彩り、新しい時代へ友好のたすきをつないでいきたいという思いをこめ、本年は『つなぐ』をテーマに日本と朝鮮半島の国々や大陸を通じてもたらされた文化や産業、そこに結実した人と人との繋がりや信頼関係など登場人物と共に紹介してまいります。

日本と朝鮮半島の国々や大陸を結ぶ絆や友情、人と人との繋がりや信頼関係から結実した技術や文化など様々なものが、その時代に合わせ発展・進化し現在に受け継がれています。

・論語や千字文の伝来によって普及した日本の文字と文化

・仏教と共に発展した文化や寺社仏閣などの建造物

・渡来人によって開拓、発展した地方の産業と伝統

当日のプログラム

日時 : 2018年11月4日(日)  場所 :史跡なにわの宮跡(大阪市中央区法円坂)

四天王寺ワッソの原点『巡行催事』を中心に、バラエティ豊かな内容でお客様にお楽しみ頂きます。

開場

10:30
まんぷく屋台広場01
エントランス広場

例年通り、巡行以外でも祭りを楽しんで頂くことを目的とした「エントランス広場」「まんぷく屋台広場」「わくわく体験広場」の3つのエリアを準備します。
まず、エントランス広場では今年は日本全国やアジアの物産展をまんぷく屋台広場では関西らしいグルメをご用意しております。
また、今年の西日本豪雨で被害の大きかった岡山県から復興のPRになればと、エントランス広場、まんぷく屋台広場それぞれに出展頂きます。
わくわく体験広場では、子供むけ遊具のほか、歴史上のマスコットキャラクターとのふれあいなどご家族で楽しんでいただけます。

プレステージ

11:45
◆サムルノリ 白頭学院伝統芸術部 (船着き場ステージ)

毎年、四天王寺ワッソプレステージで巡行までの時間を盛り上げる白頭学院伝統芸術部による演目です。
学生達の若さ溢れるサムルノリを披露して頂きます。

12:00
◆金徳洙サムルノリin四天王寺ワッソ

“サムルノリ”とは四物(サムル)とは韓国に古来より伝わる四種類の伝統打楽器「チン鉦)、ケンガリ(小鉦)、チャンゴ(杖鼓)、プク(鼓)」を指し、ノリとは英語のPLAYにあたります。
1978年に韓国の放浪芸能集団「ナムサダン」の最後の世代である金徳洙(キムドクス)氏を中心に4人の若者達が集結し、従来の民族芸能である農楽を整理し、再構築した伝統打楽器アンサンブルを誕生させました。
今ではその音楽ジャンルの代名詞となっています。
2018年はサムルノリの誕生40周年記念として、四天王寺ワッソプレステージでエネルギーにあれたステージが繰り広げられます。

 

式典

13:00

開会宣言・大統領メッセージ・首相メッセージ(予定)

13:15

ミニ歴史劇『朝鮮通信使と雨森芳洲』
【原案】猪熊兼勝 【脚本】伊東雄三・浜村淳

06対馬藩 藩主の補佐役として朝鮮外交を担当し日本と朝鮮半島の交流のため尽力したと雨森芳洲を中心に、当時の交流の様子を恒例の歴史劇として浜村淳さん、妹尾和夫さん、佐々木りつ子さんに演じて頂きます。
また、講談師の玉田玉秀斎さんにも加わっていただきバラエティ豊かなトークでお楽しみ頂きます。

 

巡行行事

13:30
四天王寺ワッソのメインともいえるパレードが始まります。
神話の時代は、「耽羅・伽耶、新羅」 古墳時代は、「百済」飛鳥時代は、「高句麗、隋」
また、例年巡行の最後を飾っておりました朝鮮王朝の時代ですが昨年10月31日、後世に残す価値のある歴史的資料を対象にしたユネスコの「世界の記憶」に日韓の団体が共同申請した「朝鮮通信使に関する記録」の登録が決定したこともあり、四天王寺ワッソ流の朝鮮通信使再現は今年限定の隊列となります。

◆神話の時代⇒古墳時代⇒飛鳥時代⇒朝鮮王朝⇒朝鮮通信使

 

しまい太鼓

15:30ごろ

2015年

メインステージイベント終了後も、西側「まんぷく屋台広場」東側「わくわく体験広場」北西「エントランス広場」は17時まで開催しています。
是非そちらへも足をお運びください。

主な出演者はこちら