中国南朝出身とする呉人は、西域のシルクロード文物の伝承者であり運搬者でもあった。応神8年3月、百済の王子・直支が来る。
後、帰国し王位につくが、応神25年、没している。応神21年渡来の王子・阿智使主は直支の近親者かもしれない。
王子はワッソに登場する。同39年2月、直支王の妹・新斉都媛が婦女を伴い渡来してくる。
これら王族はペルシャのカットグラスまで身近に置いていた。百済から渡来してきた王族の貴婦人では、新斉都が、古墳の副葬品の指輪に最もふさわしい被葬者でなかろうか。
阿智使主も飛鳥で生涯を終えたらしい。渡来人の拠点となった飛鳥・桧前に王子を祀る於美阿志神社がある。
(記:猪熊 兼勝) |